FRB、金融政策の現状維持を決定-一部項目の景気判断は上方修正-
(米国)
ニューヨーク発
2018年02月06日
米国連邦準備制度理事会(FRB)は1月30~31日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、金融政策の現状維持を決定した。米国経済については、全体の判断を前回(12月)から維持する一方で、家計消費や設備投資の現状、物価の短期見通しといった一部の項目に関する判断を上方修正した。また、金融政策の先行きスタンスについては、前回の「段階的な調整」から「さらなる段階的な調整」へと文言を修正し、利上げを進める姿勢を強調した。
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